慕われる上司になるために意識すべきこと【理想の上司】

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こんにちは、miomio (@miolog_) )です。

 

冒頭から自慢になってしまって申し訳ないんですが、わたしは自分の担当している店舗の全スタッフから慕われている自信があります。

 

確信を持ってそう言えるのには、しっかりとした理由があり、「嫌いな上司」にならないように意識して全スタッフと接しているからです。

 

どうすれば慕われる?

何を意識すればいい? 

 

飲食店以外でも、部下がいる方は「部下にどう思われているか」気になっていると思います。

 

全く気になっていない方がいるとしたら、その時点で慕われてはないでしょう(笑)

 

 

 

 われる上司とは

 

まず「慕われる上司」になるには、どのような上司が慕われるのかを知っておく必要があります。

 

この記事を読んでくれているあなたが社長や代表でない限り、あなたにも上司がいることと思います。

 

あなたはどんな上司を「理想的な上司」と思いますか?

それを考えれば、答えは簡単に見つかるはずです。

 

あなたの理想=部下の理想

 

理想の上司像は人それぞれ多少の違いはあるでしょうが、共通しているものも多いと思います。

 

  • 誰に対しても公平で、誠実
  • コミュニケーションがしっかりとれる
  • 知識や経験が豊富で、頼りになる
  • 指示が的確
  • 責任感、リーダーシップがある

 

多少の違いはあっても、この5つは共通するのではないでしょうか。

 

あなたの理想の上司=部下の理想の上司

 

要するにあなたが部下に対して上記のようになれば、部下にとっての理想の上司、慕われる上司になれるということなんです。

 

そのために必要で、わたしが意識していることは以下の3つだけです。

 

  1. コミュニケーションを積極的に取る
  2. “一緒に”仕事をする
  3. 出しゃばらずケツ持ちに徹する 

 

一つ一つ解説していくね!

 

 

ミュニケーションを積極的に取る 

 

どんなに些細な会話でも、仕事に関係ない会話でも、わたしは担当店舗に顔を出すたびその時にいる全スタッフとコミュニケーションを取るようにしています。

 

最近読んでいる漫画の話をする子もいれば、彼氏の話、奥さんの愚痴など仕事に関係ない話も多いですが、内容はなんだっていいんです。

会話をする(コミュニケーションを取る)ことに意味があるんです。

 

最近否定されがちの飲みニケーションも、わたしは必要だと思うんだよね〜!

 

信頼関係が生まれる

 

コミュニケーションを取るうちに、自然と信頼関係が生まれます。

 

あなたもコミュニケーションが取れない上司のことを、慕う気にはなりませんよね?

 

変にゴマをすったり、下手に出る必要はありません。

ただ普通に会話をすることで「この人はいつでも話を聞いてくれる」と思ってもらうことが出来、結果信頼関係が生まれるのです。

 

意外な問題点が見つかる

 

コミュニケーションを取っていることで、自分では見つけることの出来なかった問題点が見つかるときがあります。

 

「あの社員さん、実は影でこういうことしてて」

「こないだ○○さんにこんなこと言われて」

「この操作方法がいまいち分かってなくて」

 

 

しっかり一人一人とコミュニケーションを取ることで、今まで知らなかった問題点を見つけるきっかけになったりもします。

 

そしてその問題を解決することによって、離職率が下がったり、更に信頼が深まったりもします。

 

 

先日こんなことがありました。

 

QRコード決済の端末の横には、丁寧に問い合わせ電話番号が書いてありましたし、説明書も付いていました。

 

それでもわたしに電話をくれて「mioさんだったら分かりやすく教えてくれると思ったんで、電話しました」と言ってくれるのです。

 

もちろん新しい端末の導入前には、社員に向けての説明会は行いましたが、現場で働くアルバイトの子にはしっかりと伝わっていなかったようでした。

 

上司としては、最高の褒め言葉を頂いたわたしは、いつも以上に張り切りましたよ!!

そんな風に言われると、みんなの期待に応えてあげたいと思い、張り切ってしまうのが上司というものです(笑)

 

これも今まで一人一人としっかりコミュニケーションを取り、問題点を解決してきたことで信頼関係を築いたからこそだと感じています。

 

緒に仕事をする

 

位が上がれば上げるほど、汚れ仕事や面倒な仕事を避ける傾向にあります。

 

入社したての頃は自分の仕事だったトイレ掃除は、いつしか部下の仕事になっていませんか?

「他にすることがいっぱいあるから」と、自分に言い訳をして面倒な仕事を避けてはいませんか?

 

「一緒に仕事をする」

部下にとっては、一番大切なことかもしれません。

 

良い連鎖が生まれる

 

トイレ掃除なんて、したくてしてる人はあまりいません。

わたしもトイレ掃除はしたくありません。

 

会議資料も作らなきゃいけないし、履歴書のチェックに、シフト調整…

位が上がれば上がるほど、仕事の量は増え、質も求められます。

 

それでも率先して、汚れ仕事や面倒な仕事を行うことが大切なんです。

 

部下は見ていないようで、意外と上司のことを見ています。

 

率先して汚れ仕事や面倒な仕事を行うあなたを見ていた部下も、自分が上司になった時には同じように率先して汚れ仕事や面倒な仕事を行うようになってくれるでしょう。

またそれを見ていた部下も…と良い連鎖が生まれます。

 

そして率先して汚れ仕事や面倒な仕事を行うあなたを、「この人は偉そうに命令する上司とは違う!」と思ってもらうことで、また信頼関係が生まれます

 

自らが手本になることで良い連鎖が生まれる、信頼関係が生まれるって、もう良いことしかないじゃん!

 

しゃばらずケツ持ちに徹する

 

わたしが一番意識していることがこれです。

 

最後尾に位置して責を負うこと。ケツを持つさま。殿(しんがり)を務める、もしくは、誰かの尻拭いをする、といった意味合いで用いられることが多い。

出典: Weblio辞書

 

出しゃばらないとは、「何も指示を出さない」わけではありません。

 

指示は出しても最終判断は現場にいるスタッフたちに任せ、それでも解決しなければ尻拭いをする役目に徹することを、常に意識しています。

 

最終兵器であれ

 

困った時に電話をしてくれたり、頼りにしてくれることももちろん大切ですが、全部が全部頼りっぱなしになってしまうのも良くありません。

 

わたしは的確なアドバイスをした上で、「もう本当にどうにもならない!助けて!」と部下が思った時に、尻拭いをするのが理想の上司だと思っています。 

 

そうなるまでは、動向を見守ってあげるのも上司の仕事です。

どんだけソワソワしても、本人たちの動向を見守ってあげましょう。

 

正直上司なんて、本当に困った時だけ頼りになればいいんです。

 

今まで書いた「コミュニケーションを取る」「一緒に仕事をする」は、このためのフリみたいなものだよ。

 

お客様との間で何かトラブルがあったら、まずはアドバイスをして最終判断は現場判断に任せる。

それでもどうにもならなかった時に、尻拭い(謝罪)をする。

 

最後に召喚する切り札、最終兵器であればいいんです。

悲しいかもしれませんが、上司の役目なんてそんなものです。

 

わたしがスーパーバイザーになった時に、社長にアドバイスを頂きました。

 

「それじゃダメだ」と思っても、部下には一回好きにさせろ。それで本当にダメだったらお前の出番。それまでは、口は出しても手を出すな。それを徹底することで、みんなが成長できる。

 

この人が社長だから会社はうまくいっているんだなと、この言葉を聞いた時に確信を持てました。

  

何かあればあの人に任せればどうにかしてくれる

本当に困った時は、絶対あの人がどうにかしてくれる

 

安心して働ける環境を作ってあげることが、上司の一番大切な仕事です。

 

 

われる上司になった結果

 

いかがでしたか?

読みながら「あ、これもあれも出来てない」と思うところもあったのではないでしょうか?

 

あなたが慕っている上司を目指すことで、自然とあなた自身も慕われる上司になれていると思います。

 

あなたが慕われる上司になることで、

  • 部下が安心して働ける
  • より良い職場になる
  • 離職率が下がる

など、本当にいいことだらけです。

 

意識してこなかった方も、明日から意識してみてはいかがですか?

 

 

以上、miomio (@miolog_) )でした。