リピーター獲得より難しい！？飲食店の新規顧客獲得方法
こんにちは、mio（mio (@miolog_) ）です。
昨日はわたしが実践している、飲食店のリピーターを増やす方法を紹介しました。
「選ばれる理由作り」「記憶に残る理由作り」「記録に残る理由作り」この３つを意識してリピーターを増やそうと書かせていただきました。
今日は続編！？新規顧客を増やす方法を紹介しようと思います。
リピーターを増やすより、新規顧客を増やす方が難しい！？
時代に合った宣伝方法とは！？
その辺を詳しく紹介していければな、と思っています。
まずは来店のきっかけを知ろう
あなたが初めて行くお店で、「あなたはこのお店をどのように知りましたか？」というアンケートを見かけたことはありませんか？
何気なく書いてるあのアンケートが、実はすごく重要なんです。
アンケートはあなたが「どのように自分のお店を知ったか」を知ることにより、どの広告に力を入れればいいのか把握するためにあります。
客層により、お店を知ったきっかけは様々です。
自分の店に合った新規顧客の獲得方法が、きっと見つかるはずです。
新聞や雑誌、紙媒体の時代は終わった！？
新聞や雑誌は人目につきやすいので、お金をかけているお店も多いと思います。
それって本当に時代の流れに合っているのでしょうか？
時代に合った宣伝方法とは？
たくさんのお金をかけて、新聞や雑誌に広告を載せる時代はもう終わっていることに気づきましょう。
今一番注目すべきは「個人の拡散力」です。
これだけSNSが普及している今、個人の持つ拡散力がかなり高くなってきています。
Twitter、Instagramで拡散されることで、注目を集めることができる時代です。
お店のTwitterアカウント、Instagramアカウントを作るのは、当たり前です。
いわゆる「インスタ映え」する写真をお店のアカウントで投稿することによって、たくさんの人の目に留まり来店してもらうきっかけになります。
拡散してもらうためには
お店などで時々見かける「＃○○（お店の名前）をつけて投稿してもらうと、○○をプレゼント！」などは、拡散してもらうためにはかなり効果的です。
投稿するお客様にとっては、インスタ映えする写真を投稿してハッシュタグをつけるだけで、料理やクーポンなどがサービスされるならデメリットは何もありません。
他にも料理や店内を、インスタ映えを意識したものにする、物撮りシートを店内に用意するなどの方法で、来店していただいたお客様に広告塔になってもらいましょう。
新聞や雑誌に広告を載せるのはお金がかかりますが、この方法はほとんどお金がかかりません。
自分のお店のTwitter、Instagramの投稿も１０分もあれば出来てしまうので、やらない手はないです！
SNS時代ならではの宣伝方法だね！若い女性がターゲットのお店は、かなり効果的！！
口コミサイトをうまく使おう
食べログなどの口コミサイトは、実際にそのお店に来店したお客様の投稿により成り立っているので、かなり影響を受ける方も多いのではないでしょうか。
わたし自身、外食するときに一番最初に見るのは食べログです。
お客様の意見がダイレクトに伝わる
お店発信ではなく、来店していただいたお客様の意見は、これから来店しようと考えているお客様にダイレクトに伝わります。
お店のスタッフに一押しメニューを聞くより、口コミサイトに書いてある評判の良かったメニューを頼む方がお客様としても信用できます。
実際にわたしが担当する店舗では、食べログからご予約いただくお客様は１ヶ月に来店されるお客様の３分の１を占めています。
これから来店されるお客様からしたら、一度来店されたことのある他のお客様の意見は知人に紹介してもらったような気分にもなれるので、安心して利用できるのではないかと思います。
食べログなどの口コミサイトは、他の広告サイトに比べコスパも抑えられるので、新規顧客獲得にはかなり効果的な媒体です。
お店作りの参考にもなる
一度来店してことのあるお客様が書いている口コミは、今後のお店作りにもかなり役に立ちます。
「これが良かった」「あのスタッフが良かった」「あれはダメだった」など、普段直接聞くことのできないお客様の意見を聞くことができるので、今後のお店の課題が見つかるありがたい面もあります。
良かった点は伸ばして、悪かった点は改善することで、さらにお客様に評価されるお店作りをすることができます。
クーポン、サービス券の活用
どちらのお店に行くか迷っているとき、クーポンを持っているＡ店と、クーポンを持っていないＢ店。
あなたならどちらのお店にいこうと思いますか？
目先の売り上げより長い目で
確かにクーポンやサービス券を使用して来ていただいたお客様の場合、割引分はお店の負担になるのでその日の売り上げは下がってしまうかもしれません。
でも目先の売り上げばかり考えて、クーポンやサービス券を作らなかったら来てもらうきっかけを一つ無くしてしまうことになります。
長い目で見ると、圧倒的に不利です。
一度来ていただかないとお店の魅力を伝えることもできません。
最初はクーポンやサービス券で「手軽に来やすい環境づくり」が大切です。
つい足を止めてしまうお店作り
特に外食する予定はなかったのに、外観が気になってついつい寄り道。
なんて経験はありませんか？
外観にこだわろう
実は初めて来店されるお客様の約半分が、「通りがかり」がきっかけなんです。
こんなにネットもSNSも普及した世の中でも、わたしたち人間が一番信用できるのは自分の目から入って来た情報なんです。
「本日のおすすめメニュー」「キンキンのビール置いてます！」「取り扱っている日本酒の銘柄」「ワインメニュー」などを黒板やポスターにすることで、
「あ！気になる！」と立ち寄っていただくきっかけになります。
黒板やポスター以外にも、お店のイメージや客層に合った外観を意識して、ついつい足を止めてしまうお客様を増やせるでしょう。
（例）
- 居酒屋など年齢層高めの男性をターゲットにしたお店
日本酒のメニューなどを店先に置く、暖簾をつける
- カフェなど年齢層低めの女性をターゲットにしたお店
お花や観葉植物を飾って可愛い雰囲気にする、外観もインスタ映えを意識する
お客様からお客様へ繋がる輪
どこの店に行こうか迷っているときに、友達や会社の同僚に「ここ良かったよ！」などおすすめされたら、そこに行ってみようという気になりませんか？
新規顧客を呼ぶのは、リピーターのお客様なんです。
リピーターのお客様向けのサービス
「紹介していただいたら、○%オフ」
美容院やネイルサロンなどではよく見かけるポスター、飲食店にはなぜ無いのか疑問に思っていました。
なので、わたしが担当する店舗には「リピーターのお客様向けのサービス券」を用意しています。
- 当店を利用したことのないお客様と一緒にご来店いただいたら○%オフ
- お客様から紹介されたお客様がご来店されたら、次回○%オフ
など、リピーターのお客様にお店を宣伝してもらうことで、リピーターのお客様はお店を気に入って通ってくださっているので、どんな口コミよりも魅力をうまく伝えてくださると思っています。
リピーターを増やすことは、新規顧客獲得にも繋がります。
SNSも口コミサイトもリピーターのお客様からの紹介も、結局のところ個人の拡散力！！！！！
新規顧客獲得において一番大切なこと
結局のところ、一番大切なのは「認知されること」だと思います。
SNSで拡散してもらうことによって、認知される。
口コミサイトを見てもらうことによって、認知される。
リピーターのお客様に紹介してもらうことで、認知される。
そのために何ができるのか考えることが、新規顧客獲得に繋がります。
認知されるためになら、お金をかけても惜しくないと思います。
お店のことを知ってもらわないことには、来店してもらうことは出来ません。
新規顧客獲得できない店は、リピーターを増やすこともできません。
自分のお店はネット上でも気になるお店なのか、立ち寄りたくなるお店なのか。
そうではない場合、どこを直すことで注目を集めるお店になれるのか。
一度お客様の立場になって考えてみると、案外答えはすぐ見つかるかもしれませんね。
以上、mio（mio (@miolog_) ）でした。
