アルバイトの教育方法、よくある悩みと解決のヒント
こんにちは、mio(mio (@miolog_) )です。
スーパーバイザーになる前、店長として働くことになったわたしが一番苦労して悩み、しんどかったのがアルバイトの教育でした。
毎晩のように携帯で検索して様々なサイトを見ましたが、言葉が難しかったり、少し昔に作られたサイトも多く、あまり参考になりませんでした。
なので同じような悩みを抱えている方の参考になれば、と思いこの記事を書くことにしました。
大丈夫、悩んでいるのはあなただけじゃないですよ。
アルバイトを教育する必要性を考える
教育について考える前に、なぜ教育する必要があるのか考えてみましょう。
(1)離職率が下がり、定着率が上がる
アルバイトの教育に失敗し離職率が上がると、新しいアルバイトを採用する必要があるため、そのためのコストがかかってしまいます。
採用した後も新人研修にはコストだけでなく、時間や人手もかかるので、しっかりアルバイトを教育し定着率を上げる方が絶対的に良いです。
(2)サービスの質が上がる
既に働いてくれているアルバイトをしっかり教育することで、個々のサービスの質が上がり、店舗全体のサービスの質が上がります。
そうすることで、お客様の満足度を上げることができます。
その結果、売り上げが上がります。
売り上げに繋がるということは、あなたの評価にも繋がるということです。
教育方法に関する、よくある悩みと解決のヒント
教育の必要性について理解できたところで 、次は教育方法です。
よくある悩みを上げて、その解決策として私が試していたことを紹介していこうと思います。
アルバイトのやる気がない
これが一番多い悩みといっても過言ではないと思います。
お客様に対する接客にも影響するので、一刻も早く対処すべき問題です。
「頑張っていこう」「やる気出して」
声をかけたり怒ったくらいでやる気が出るなら悩むこともないでしょうが、むしろ逆効果になってしまう可能性もあります。
まずは、なぜやる気がないのか理解することから始めましょう。
わたしはアルバイト全員と面談をしてみることで、プライベートの問題が影響していることが多いことに気がつきました。
「仕事とプライベートは切り離せ」
そう思うかもしれませんが、そんなこと若いアルバイトに言ってもできるわけがないんです。
プライベートの問題を切り離すより、解決する方法を一緒に考えてみました。
そうすることで、プライベートの問題が起きたらすぐ相談して来てくれるようになり、良い関係を築くこともできました。
他にも、責任のある仕事を任せてみるのも手です。
わたしはやる気がないと感じたアルバイトに、在庫チェックと棚卸しを全て任せました。
すると、最初こそ嫌々やっていましたが、やりがいや責任を感じることで一生懸命働いてくれるようになりました。
「自分1人ぐらい適当にやったってなんの影響もない」という考えを取っ払ってあげることで、お客様やお店に与える影響を自ら考え、行動してくれるようになります。
企業理念や目標を説明したところで、やる気になるアルバイトなんていません。
悩みを一緒に解決したり、責任のある仕事を与えたりすることで、アルバイトのモチベーションを上げることが大切です。
新人アルバイトが自己判断で行動する
確認せず自己判断で行動したり、わからないことをそのままにしたり。
これに関しては、自分が新人アルバイトの立場になって考えて見れば、すぐに行動の意図が分かります。
質問するのが怖いんです。
「誰に聞けばいいだろう」「忘れたことを怒られるかもしれない」
そう思わせてしまい、自己判断で行動してしまうんです。
「なんでも聞いてね」とは言っていても、忙しくてイライラしているように見えたり、仲間内で盛り上げっていたり、聞きにくい環境を作ってしまってはいませんか?
わからないことはないか、困っていることはないか、しっかり確認することで、「わからないことがあれば聞けばいいんだ」と思ってもらえるはずです。
それに加え「○○に関してわからないことがあれば○○さんに」と、誰に聞けば答えを知っているのか一緒に教えてあげると良いでしょう。
そうすることで、誰に聞けばいいのか悩む必要がなくなるので、誰に聞けばいいか悩む時間が少なくなり仕事効率も上がります。
わからないことがあればいつでも聞ける環境を作ってあげることで、自己判断で動くのではなく確認してから行動するようになります。
同じ立場になって考えてみると答えが見えてくる
最初は誰にもあったはずなのに、経験を積み自信がつくことによって、最初の頃の気持ちを忘れてしまうものです。
プライベートのことで悩んで仕事に身が入らない日なんて誰にでもあるはずなのに、他人がそうだと気になってしまうものです。
一度相手の立場になって考えてみることで、自ずと答えは出てきます。
以上、mio(mio (@miolog_) )でした。