強制退去、借金、地獄のような日々から這い上がった方法

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こんにちは、miomio (@miolog_) )です。

 

ブログを始めた頃、こんなに早く多くの方に見てもらえる日が来ると思っていなくて、今日以上に緊張しながら記事を書く日はこれまでもこれからも無い気がしています。(笑)

 

さぁ何を書こう!と考えてみたのですが、

全然思いつかねぇ!!

 

夫や弟にまで相談しましたよ…

 

そして弟にありがたいアドバイスを頂きました。

「そのブログを立ち上げた時に、一番伝えたかったことを書いてみたら?」

 

ということで、今日はタイトルにある通り「どん底から這い上がる方法」についてお話ししていこうと思います。

 

 

 

地獄のスタート

 

高校退学、家出、上京、ホスト遊び、夜のお仕事、家賃滞納で強制退去、借金…

友達すら知らない地獄のような日々が、わたしには4年近くあります。

 

這い上がった方法の前に、少しだけ地獄のような日々を振り返ってみようと思います。

 

馬鹿高校退学

 

学校の許可を取らずアルバイトしていたのが学校にバレて、停学処分になったのが高校3年生の夏休み前でした。

 

中学時代から素行が悪かったわたしは、地元では「馬鹿高校」と呼ばれていた私立の高校に通っていました。

 

母子家庭だったこともあり母からは「私立に通うなら授業料は自分で稼いで払いなさい。」と言われており、アルバイトをせざるを得ない状況でした。

 

授業料を払うため、母子家庭の母を助けるため、毎日のように働いていたことが停学のきっかけになるとは思いもしませんでした。

 

停学にはなってからも「停学になったので辞めます」なんて許されない。と、いつも通り出勤していました(笑)

 

まぁもちろんバレますよね。

 母と一緒に学校に呼び出され、自主退学することを勧められました。

 

「母さんは高校出てないけど、ちゃんと働けてるし父さんが亡くなってからもあんたたちを養えてるよ。自分で選びなさい。母さんはあんたの決めたことなら賛成するし応援するよ。」

 と、母に言われ自主退学することを選びました。

 

母は強しって本当ですね。25歳になった今でも母の言葉に救われることは多くあります。

 

こうして高校中退、最終学歴中卒となったわたしは、これまで以上にアルバイトに精を出し、寝る間も惜しんで働きました。

 

 母を裏切り、東京に上京

 

毎日働いていると、当然ですが今までより高額のお金を手にすることができました。

せっかくの休みに遊ぼうと思っても、友達はまだ学生です。

遊べるわけがありません。

 

唯一遊んでいたフリーターの先輩誘われて、初めて行ったホストクラブにどハマりしてしまいます(笑)

 

毎日のように通っていたある日、当時指名していたホストに「歌舞伎町で働こうと思うから、お前も一緒に上京しない?」 と誘われるのです。

 

貯金は割とあったし、朝方帰る日々が続き母とも仲が悪くなる一方、何より指名していたホストに恋をしていたわたしは、まんまとその誘いを引き受けるのです。

 

誘われて一週間後、母に「東京行くから」とだけ伝え、わたしは東京に上京するのです。

 

 

東京での生活

 

東京での生活は想像以上に大変で、お金がかかりました。

東京についてすぐ不動産に行き、即日借りれる家を契約して、その家に入居できるまでホテル生活。

ホストの彼は入店するお店を決めていたようで、毎日のように店に通いました。

 

300万円以上あった貯金は、一瞬で底をつきました。

 

そこでホストの彼に紹介される形で、初めての夜のお仕事を経験します。

一緒にお酒を飲む仕事から、性的関係を持つ仕事まで、ホストクラブに通うためだけに働いていました。

(これはまた別の機会に書きます)

 

ホストクラブに通っていると、お金はいくらあっても足りません。

その日稼いだお金をその日のうちに使い果たし、家賃を払うどころか食費すら無い生活が続きました。

 

家賃滞納しすぎて、強制退去で家なき子になるのにそんなに時間はかかりませんでした。

 

家を追い出されたわたしは、寮のある店で働きながらそれでも懲りずにホストクラブに通い続けました。

 

今も昔も、依存体質なんです。

 

とうとう借金までしてホストに通っていたわたしですが、地獄の日々を抜け出すきっかけは突然現れます。

 

地獄からの脱出へ 

 

夜のお仕事を続け、ホストクラブに通い、本当に地獄のような日々を送っていたわたしですが、今の夫との出会いから全てが変わっていきます。

(これもまた詳しく書きます)

 

ここから這い上がりたい。

自分の人生を更生したい。

彼に見合う人になりたい。

母をいつまでも悲しませたくない。

弟の自慢の姉になりたい。

 

そう思ったわたしは、地獄からの脱却を試みるのです。

 

 

 地獄から這い上がった方法

 

ホスト遊び、夜のお仕事、強制退去、借金。

こんなわたしが這い上がれた方法は、意外にも簡単なものです。

 

環境を変える

なりふり構わず突っ走る

自分で自分を認めてあげる

 

この3つだけです。

 

環境を変える

 

一番手っ取り早くできるのが、これです。

わたしはホストクラブに通うために、寮を出てからも歌舞伎町に住んでいました。

 

ここに住んでいたら、また通ってしまう。と思い、東京都と千葉県の県境の方まで引っ越しました。

最寄り駅まで歩いて30分、電車も合わせると1時間以上。

物理的に距離を置き、自らホストクラブに通いにくい環境を作りました。

 

夜のお仕事も貯金の目標金額を決めて、目標を達成したらすぐ辞めました。

怒鳴られながら母に事情を説明し、借金返済や滞納した家賃の返済など、お金の管理を全て母に任せました。

二度と同じ仕事に戻らないように、携帯も変えました。

 

本当に、一から人生をやり直そうと努力しました。

 

勇気を振り絞って、飲食店の面接にも行きました。

元々飲食店で働いていたことや、たまたま面接会場に間違って入ってきた社長に気に入られたことで、採用早々に新店舗の店長を任されることになりました。

 

強制的に環境を変えることで、強制的に一歩踏み出すことが出来ました。

 

なりふり構わず突っ走る

 

あれだけの地獄のような日々を味わったわたしに、自分の過去以上に怖いものはありませんでした。

 

どんだけ失敗しても「あの頃の自分に比べれば大したことない」と、失敗を恐れなくなりました。

 

誰になんと思われようと、なんと言われようと、

 

どう思われるかなんてどうでもいいから、わたしは更生したいんだ!!!

 

と、常に自分を奮い立たせ、意地でもあの頃の自分より良い自分になる努力を惜しみませんでした。

 

正直これだけの地獄のような日々を味わったわたしには、なりふり構ってる暇がありませんでした。

少々の努力じゃ、周りの真っ当に生きている人に劣ってしまうのは分かっていました。

 

なりたい自分を常に考え、くじけそうになれば地獄のような日々を思い出し、どんなことがあっても突っ走っていました。

というか、今でも突っ走っています。

 

自分で自分を認めてあげる

 

「今日は時間通り起きれた」

「今日も遅れず仕事に行けた」

どんな些細なことでも、自分で自分を褒めてあげるようにしました。

 

自分で自分を認めてあげるって、案外簡単なようで難しいですよね。

 

「あの頃に比べれば、わたしは成長している」

「あの頃に比べれば、わたしは更生できている」

誰かに言ってもらえなくても、自分で自分を認めてあげることで、自信が湧いてきました。

 

ホストクラブに通うために働いてたわたしが、借金返済のために働いて、夜のお仕事を辞めれたんだよ?

勇気出して、面接に行ったんだよ?

わたしってやればできる子じゃん!すごいじゃん、わたし!

 

そう思えば自信がついて、気がつけば何をするのも怖くなくなっていました。

 

自分を認めてあげることで、少しずつではありますが毎日が楽しく豊かなものになりました。

 

 

昨日の自分より今日の自分が好き 

 

いかがでしたか?

自分の過去を語るのは、少し小っ恥ずかしい気持ちになります。

これだけ壮絶な過去だと余計ですかね (笑)

 

でも、少しでもあの頃のわたしと同じように「這い上がりたい」と思っている人の手助けができていればいいな。と思います。

 

わたしは、こんな暗い過去があっても、今はこんなに楽しい日々を送っているよ!だからあなたも頑張って!と、同じように暗い過去を持っている誰かに伝えたくてこのブログを立ち上げました。

大勢じゃなくてもいいんです。

読んでくれた誰かに伝わってくれればいいんです。

 

今はまだまだ発信力を持ち合わせてないので、これから死ぬ気で頑張って発信力を身につけた時には、自分の過去から学んだことをいっぱい書いていけるブログにしようと思っているので、もう少々お待ちください。

長くは待たせないので。 

 

こんな過去があったわたしでも今では世界一優しい夫に支えられながら、飲食店のスーパーバイザーとして働き、ライターとしてブロガーとして収入を得れるほどに成長しました。

 

周りの方から見れば、全然大したことないのかもしれませんが、わたしは今のわたしが大好きです。

毎日笑えて過ごせる今が、すごく幸せです。

 

今よりもっともっと自分のことが好きになれるように、これからも努力は一切惜しまず、楽しく笑顔で過ごしていこうと思います。

 

長々とお付き合い、ありがとうございました。

 

以上、miomio (@miolog_) )でした。